テレビの無い生活
以前からテレビが壊れたら「テレビが無い生活」をしてみたいと思っていた。
10日ほど前、我が家のテレビの映りが悪くなって、あちこちいじっていたらついに映らなくなった。
私は
キタキタキタキタ~と嬉しくなった。
家人には「やがてチデジだし、テレビを買うのをしばらく待とう」
などと言って、「テレビの無い生活」へ突入。
文明の賜物であるテレビも最近は感動する番組があまり無い。
そればかりか、くだらない内容ばかりが多すぎる。
しかしあればついつい見てしまう。
そして時計を見て「もうこんな時間」と、後悔することしきり。
我が家の一番居心地の良い席はテレビに向かっている。
実際にテレビが映らなくなるとそれはただの置物でしかない。
今は壊れたテレビに向かって食事をしながら家族の会話が増えた。
その日の出来事を面白おかしくユンタクすると、テレビを見て笑う以上に笑いが多くなった。
そして、本や新聞をじっくり読む時間が出来た。
情報はテレビ以外に新聞にラジオやネットでも充分。
時間が増えたような、得したような気分だ。
テレビが映らないだけで生活が変わる。
しばらくはテレビの無い生活を楽しみたい。
58号線を走っていたら街路樹のアダンに実がついていたので一枚。
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